芦屋セントマリアクリニック

外来フロアのご案内

~生活習慣病から専門治療まで~

内科・外科・整形外科をはじめとした総合診療クリニックです。
生活習慣病から専門治療、外来での外科・肛門治療を提供致します。
また、CT・MRI・超音波検査など豊富な診療設備を完備しております。
ご家族皆様のかかりつけ医として地域の方々が気軽に受診できる診療所になれるように丁寧な説明、適切な診断・治療を心がけています。

診療内容について

内科

 “いつもそばに”を大切に、皆様のかかりつけ医としての一般内科診療です。

せき・お腹・めまい等の急性疾患から、高血圧・脂質異常・糖尿病などの生活習慣病、胸焼け・胃痛など、内科疾患全般をカバーする総合診療です。

外科

一般外科から交通外傷や熱傷など幅広い外傷に対して、救急対応可能です。

整形外科

関節・骨・靭帯の治療を行います。骨折、手指の変形や肩痛・腰痛・膝痛、骨粗鬆症などご相談下さい。(手術は連携医療機関にて施行)

消化器外科

急性腹症(急な腹痛)の急性疾患から、消化器癌術後のフォローアップまで高度な専門ケアが可能です。

肛門外科

肛門の薬物治療や、肛門周囲膿瘍・痔核嵌頓(肛門の急な痛み)などの急性疾患に救急対応可能です。
慢性の痔核・脱肛・直腸脱等もご相談下さい。

腎臓内科

腎臓の病気は、初期には自覚症状がなく健康診断の尿検査や血液検査で初めて見つかることも多いです。高血圧や糖尿病、膠原病などの全身の病気により腎臓が悪くなることもあります。
腎臓内科では、良くなる可能性のある腎臓の病気があれば早い段階で見つけて治療します。また、慢性腎不全の方の腎機能の悪化を遅らせるための治療を行います。

予防接種

下記の予防接種を行っております。
お電話または受付窓口にて事前にご予約をお願い致します。

ワクチン名

価格(税込)

インフルエンザワクチン

受診券なし

¥3,300

麻疹(はしか)ワクチン

¥5,500

風疹ワクチン

¥5,500

麻疹・風しん混合(MR)ワクチン

¥9,500

水痘・帯状疱疹ワクチン

¥7,000

ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン

¥5,500

B型肝炎ワクチン

¥6,000

破傷風ワクチン

¥4,000

成人用肺炎球菌ワクチン

受診券なし

¥8,800

受診券あり

¥4,000

帯状疱疹ワクチン(2回接種)

¥44,000

骨粗鬆症

骨密度検査が随時可能で、内服から注射薬治療まで致します。
長期にわたるケアをさせて頂きます。

プラセンタ

更年期障害の治療薬である、メルスモン注射による保険診療です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気?

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなり、それによってさまざまな日常生活に障害を引き起こす疾患です。
SASの病態で最も多いのが上気道(空気の通り道)が塞がるまたは部分的に狭くなることで起こる閉塞性睡眠時無呼吸症候群です。夜間に繰り返し起こる無呼吸により、血液中の酸素が低下したり、頻繁に中途覚醒が発生し身体に悪影響をおよぼすとともに睡眠を妨げ日中の眠気を増加させます。
一般的にSASの重症度はAHI(Apnea Hypopnea Index)=無呼吸低呼吸指数で表すことが多く、これは10秒以上の無呼吸・低呼吸(呼吸が浅く・弱くなる状態)が1時間当たりに発生する回数を意味します。 このAHIが5回以上認められ日中の眠気等症状がある場合にSASと診断されます。

いびきをかく

倦怠感・頭重

寝汗をかく、寝相が悪い

日中の強い眠気

何度もトイレに起きる

集中力・記憶力の低下

簡易型PSG(睡眠ポリソムノグラフィー)検査とは、就寝時に装置を装着して一晩の睡眠中の呼吸・心拍や酸素飽和度を測定する検査です。 中途覚醒や睡眠熟睡度、睡眠時無呼吸の有無はもちろん、いびきの有無、いびきの呼吸への影響などが明らかになります。

CPAP治療(重度の睡眠時無呼吸症候群の方)【保険適用】

画像検査について

CT

2023年5月よりキヤノンメディカルシステムズ社製80列CTを使用しております。
この機種はAI(Deep Learning:深層学習)が搭載されており、画像ノイズを除去することにより従来よりも更なる被ばく低減(最大80%)が可能です。

全例、最小スライス厚0.5mmで撮影を行い、高精細な画像を得ることができます。
CTの進化はスマートフォンの進化の様に目覚ましく、通常の検査であれば10秒程度の息止めを3回行い、約3分で検査は終了します。

更なる精密検査として造影剤を用いたCT検査も行っております。

造影剤を使用することにより通常のCTよりも詳しく動脈の情報、静脈の情報、臓器の状態を調べることが可能となります。
造影CTはデュアルインジェクター(造影剤自動注入装置)を使用しており、造影検査の精度向上、造影剤の原料が可能です。
キャノンメディカルシステムズ社製の医用画像解析ワークステーション(AZE Virtual Place)を導入しました。 短時間で大容量の画像処理が可能なワークステーションによる画像解析を行うことにより診断価値の高い情報を得ることが可能です。

脳 : 脳出血、骨折

肺 : 肺炎や肺がん

腹部 : 肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、脾臓等の充実性(身の詰まった)臓器

各部位 : 骨

MRI

MRIは「水」を画像化しています。 水分が多い臓器を撮影することに適しています。 人体の多くは水分でできているので、たくさんの情報を得ることができます。 但し、時間がかかるのが難点です(20分前後:部位による) また呼吸で動きやすい部分、水分が少ない部分はMRI検査に適しておりません。 日立製作所製0.3T、オープン型MRIを使用しております。 円筒形に比べ、MRIに特徴的な「音」が籠りにくいため音に敏感な方に適しています。 円筒形に比べ、側面は開いておりますので閉所恐怖症の方も対応ができることが多いです。 検査中、音は大きいですが寝ていても検査は可能です。

脳 : 脳梗塞、脳動脈瘤

頸椎 : 頸椎椎間板ヘルニア、頸椎神経狭窄症

腰椎 : 腰椎椎間板ヘルニア、腰痛神経狭窄症、圧迫骨折

前立腺 : 前立腺肥大、前立腺がん

肩関節 : 腱板断裂、肩関節周囲炎 

肘 : 野球肘、テニス肘、靭帯損傷

手関節 : 靭帯損傷、手関節周囲炎

膝関節 : 半月板損傷、靭帯損傷、

足関節 : アキレス腱断裂、靭帯損傷

各部位 : できもの

骨密度検査

前腕の骨を測定し、骨粗しょう症の有無を調べる検査を行います。 DEXA法と言い、2種類の異なるX線を用いて検査を行います。 検査は利き手と反対の前腕(非利き手)にて検査を行います。(骨折等がある場合は利き手で行う場合もあります)

超音波検査(エコー検査)

人の耳には聞こえない超音波を使用して体の中を見る検査です。音波を当てる検査ですので、痛みはなく安全な検査方法です。臓器の大きさや腫瘍の有無、血液の石灰化など様々な部位を見ることができます。

体に血液を送り出す心臓の筋肉がしっかりと動いているか、血液の流れに逆流はないか、弁の開き具合はどうかなどを見ることができます。心筋梗塞や心臓弁膜症について調べることができます。

肝臓や胆嚢、膵臓、腎臓など主に上腹部の臓器に肥大や萎縮がないか、腫瘤や結石などがないかを見ることができます。

脳に血液を送る頚動脈という大事な血管に詰まりや血栓がないかを調べることができます。

透析患者様が透析をする際に使用するシャント血管に詰まりや血栓、瘤などができていないかを調べることができます。

その他、甲状腺や下肢静脈など様々な部位を計測することができます。